前のめりで体操する兄弟と突風

みんなで「野菜ジュース」について考えてみたいんだ。険しい顔するほど難しいことじゃない気がするんだ、「100%ジュース」については。
ホームボタン

控え目に踊るあなたと枯れた森

このごろは、海に釣りにおもむいていない。
日々の仕事ですごく激務で行けないのもあるが、しかし、とっても暑すぎるから、行きにくいのもある。
それに、仕事終わりに釣り場を見て、釣り人に聞いても釣れている気配が全然ないから、早く出かけたいとは残念ながら思えない。
とっても沢山見えていたらそわそわして行きたくなるだろうな。

雹が降った木曜の早朝に昔を懐かしむ
この一眼は、昨日の夜、波打ち際で拾った物だ。
昨日は、7月のちょうど真ん中で、はじめで、いつも通り暑く感じた。
デパートで、恋人と言い合いになり、今日は話したくないと言われてしまった。
そこで深夜、部屋からこの海岸まで車でやってきて、海沿いをじっと見ていた。
で、少し砂に埋もれたこの一眼レフに出会うことができたのだ。
持ち帰って、重さに驚いて色々なフォトを撮ってみた。
この持ち主より、いいかんじに撮れているかもしれないと思った。
恋人の笑った顔撮りたいとか、思った以上にピント調節ってうまくいかないなー、とか考えていた。
明日あたり、なんとか会ってくれるなら、彼女に自分が悪かったと謝るつもりだ。
そして、この一眼、落とし主に届けよう。

無我夢中で跳ねる姉妹と観光地

ひとり暮らしの時、コンディションがあまり良くない上に、栄養バランスの悪い食事と、睡眠の時間帯が悪かったので、ニキビが激増した。
このままではマズいと考え、生活習慣を健康的にし、美容に役立つ事をやってみようと情報収集をした。
根強くファンが多かったのが、アセロラドリンクだ。
いまだにほぼ毎日飲んでいる。
レモン以上にCがごっそり摂れるらしい。
体調と美は何と言っても食事から形成されるのかもしれない。

目を閉じて吠える先生と冷めた夕飯
少年は今日、学校の給食係だった。
マスクと帽子をつけて、白衣を着て、他の給食当番達と、給食を給食室に取りに向かった。
今日の主食は、ご飯じゃなくてパンだった。
バケツのように大きなフタつきの鍋に入ったシチューもあった。
少年は、最も重い牛乳は、男子が運ぶべきだろう、と思っていた。
クラス全員分38本はかなり重い。
だから自分が、バットに入った瓶入り牛乳を持ったのだけど、同じ給食当番のフーコちゃんが一緒に運んでくれた。
瓶入り牛乳は重いので女の子に持たせたくなかったけれど、同じクラスでも一番かわいいと思うフーコちゃんと教室まで一緒に歩ける、と思ったので、少年はちょっとドキドキしながら、何も言わずに2人一緒に牛乳を運ぶ事にした。

雲の無い大安の午前に料理を

出張営業に出かけると、一週間くらい泊まり込みの時がある。
その時は、やる気は持っているけれど、凄く気を張っているので、2時間睡眠。
起きる時間のずいぶん前には、眠いのに目が覚めてしまう。
大変だけれど、終了後の解放感は最高だ。
思いっきり豪遊するし、眠るし、贅沢する。

控え目に吠えるあの人と観光地
OLとして就いていた時の先輩は、親が社長で、これぞセレブだった。
小柄で可愛らしくてハイテンションで、動物好きの先輩。
動物愛護サークルなど立ち上げて、そこそこ運動をしている様子。
毛皮着ない、ベジタリアン、動物実験反対。
一度ご実家に訪れたことがあった。
都心にある上等なマンションで、皇居が見下ろせる場所。
先輩は、可愛くてきれいなシャムネコと同棲していた。

陽の見えない仏滅の深夜にこっそりと

人によって、嗜好や好みがあると思うが、それを聞いてみるのが好き。
友達に問いかけてみたところ、お金、良い生地の下着、母のことが好きで仕方ないとの事。
さらに、異性の血管の見える腕。
最後に、ドイツ語の巻き舌。
私にはピントこない。
リンゴ飴、素肌に直接厚手のニット、かなり薄めた香水、声の高い女性が好きだと、言ってみた。
正に分からないと言われた。
まさにこれは、フェチという部類らしい。

ノリノリで大声を出す兄さんと冷めた夕飯
ちかこと福岡市内のAbercrombieに向かった。
私はアバクロンビー&フィッチの服のデザインがお気に入り。
それに、店内の高級感と、満ちている香りが。
1時間程うろうろして、店を後にした。
気付いたら、私が通路を占領して、通れない人が後ろにいたので、ごめんなさい!と言い後ろを見た。
見ると、店に来ていた男の人。
笑顔で、いえいえ、と言っていた。
目についたのは、その手荷物。
Abercrombie & Fitchでどんだけ購入したの?って質問したくなった。
次に入店した、スターバックスで知佳子とその男の人の職業予測で話が弾んだ。
答えは永遠の謎だ。

風の強い木曜の昼は昔を思い出す

物語を読むことは大好きだけど、全ての本が好きなはずはない。
江國香織の文章に凄く惹かれる。
非常に長いこと同じ本を読み進めている位だ。
ヒロインの梨果は、8年付き合った恋人の健吾と別れてしまうが、その引き金の華子と一緒に住むようになるという変わった話だ。
ラストは衝撃で、大胆な形だととれるが、最後まで読んだうえで内容を思い出すと「確かに、そうなるかもしれないな」という感じがする。
との上、ワード選びや登場させるミュージシャンや、物など、魅力的。
たとえば、ミリンダが出ればミリンダが飲みたくなるよう書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といったミュージシャンが出てくるとつられてCDをかけてしまう。
物の比喩の方法が優秀なのだろう。
他にも、悲しい美しさだと思った…といったセンテンスがどこから飛び出してくるのだろう。
文章に引き込まれ、深夜に何度も同じ江國香織の小説を読んでしまう。
好きな本との夜遅くのこの時間が夜更かしの発端なのだろう。

自信を持って走る妹と擦り切れたミサンガ
江國香織さんのストーリーに出てくる女の人は、陰と陽を持っていると思う。
旦那意外との恋愛を肯定化する。
恋だと思わせつつ、本当に大切に思っているのは別のただ一人。
このような主人公がよく登場するような気がしませんか。
旦那意外との恋愛を陰だと思えば、旦那さまは陽。
ふと、別人が入ったように陰が襲ってくる。
結婚以外での恋愛に関する善悪はシカトして、その物語の登場人物をしっかりみつめる。
私の中に新しい愛や見方が姿を見せることもたまにある。

Copyright (C) 2015 痩せた友達を天使とは言わせない All Rights Reserved.